【ポケモンSV シーズン4ダブル最終244位】初手クイタンからイエアルマ降臨!〜鎧を脱いでワイドフォースを〜
どうも、Snowと申します。
皆様、ポケモンSVランクバトルシーズン4お疲れ様でした。4月からは準伝解禁ということで、今のパラドックス環境が終わってしまいますね…。JCSも控えているので気合いを入れないといけない反面、新社会人生活も始まるということで、気が重いです💧
それでは、前置きも程々に構築紹介に移りたいと思います。拙い文章かもしれませんが、お読みいただけると嬉しいです。それでは参りましょう。
TNとみさとなお 最終244位
◇構築を組むまでの経緯
パラドックス解禁前に環境考察のためビエラさんの動画を見漁っていたところ、イルカマンで横の弱保鎧グレンアルマにクイックターン→イエッサンを出してワイドフォースを打つ、というコンボを発見しました。以下に動画リンクを掲載しておきます。
この動画を見て思いました。
テツノツツミ&グレンアルマでも同じことができるのではないかと。
イルカマンと比較したテツノツツミの強みとして、
- A0運用が基本のためグレンアルマへのダメージを抑えられる
- Sラインの高い現環境でも十分な素早さ種族値
- 交代せずとも火力が出る
などの点が挙げられるかと思います。
こうして、クイタンテツノツツミ・弱保鎧グレンアルマ・イエッサンが構築の軸となりました。
その後、無難にスイーパー等として活躍できそうな襷ハバタクカミ、イエアルマミラーに強いトドロクツキを加えました。
最後の1枠として、前期は炎技の威力底上げや天候乗っ取りが可能なコータスを入れていましたが、正直かなり役割が薄かったため、相手のトドロクツキやバンギラスに比較的強そうなテツノカイナに変更して今に至ります。
◇構築のコンセプト
上記でも触れましたが、
という戦術が柱となります。上手く決まる試合ばかりではありませんが、決まれば相手は絶望の1秒前です。
なお、場合によってはクイタンではなくトドロクツキの地震でコンボを発動させることもあります。
◇個体別紹介
- イエッサン
特性:サイコメイカー
性格:図太い
持ち物:ものまねハーブ
実数値(努力値):H167(252)-A×-B107(252)-C125-D116(4)-S115
テラスタイプ:フェアリー
グレンアルマ構築には欠かせないサイコフィールド職人兼サポート役です。最初はフィールド職人のイメージしかありませんでしたが、この指&手助けによるサポート性能は絶大です。グレンアルマ無しでも入れる価値は十分にあると思います。
また、当初はあまりにも🍣に対する勝率が低かったため、思い切ってものまねハーブ&スキスワを搭載して🍣を狩っています。陰のMVPかもしれません。
-
ハバタクカミ
特性:古代活性
性格:臆病
持ち物:気合いの襷
実数値(努力値):H131(4)-A×-B75-C187(252)-D155-S205(252)
テラスタイプ:フェアリー
主に構築の中心であるイエアルマで攻めた後の詰めとして運用します。
火力・スピード・タイプのどれを取っても優秀な子ですね、迷ったら入れ得です。
当初はムーンフォースの枠にS操作が可能な凍風を入れていましたが、マジシャ(ダブルダメージ)の火力では物足りなく、そもそもテツノツツミが多すぎて打つ機会がほとんど無かったため、無難に火力の出るムーンフォースを搭載しました。
確実に役割を果たすため襷を持たせていますが、最近レギュCの仲間大会でメガネ型の魅力にも気づきました。耐久調整してメガネを持たせても強いと思います。
- テツノカイナ
特性:クォークチャージ
性格:意地っ張り
持ち物:突撃チョッキ
実数値(努力値):H229-A211(252)-B128-C×-D120(252)-S71(4)
テラスタイプ:草
イエアルマの天敵であるバンギやトドロクツキに比較的強いので採用。ごくごく一般的なチョッキカイナです。
電気技はワイボと悩みましたが、反動ダメが嫌なので雷パンチを搭載しています(最も、この環境で打つ機会はあまりありませんでしたが…)
詰めの場面などでよく活躍してくれましたが、思っていたより威嚇ウインディが多く動かしづらい場面が多々ありました。
草テラスは役立つ場面も多い反面耐性もイマイチなので、切りづらい場面も多かったです💧
- テツノツツミ
特性:クォークチャージ
性格:臆病
持ち物:ブーストエナジー
実数値(努力値):H131-A×-B134-C176(252)-D81(4)-S206(252)
テラスタイプ:氷
クイックターンで横のグレンアルマの弱保&砕ける鎧を発動させます。味方を殴るためA0必須です。より確実にギミックを発動させるため、ブーストエナジーによるS上昇も欠かせません。
初手の行動が難しい場合も多いですが、ブーエナツツミやツキ等相手ならグレンアルマを守りつつ凍風、先制技が来そうならイエッサンに素引きなどといった具合です(正直完全にケースバイケースです)
クイタンを入れるとかなり技スペが厳しくなりますが、悩んだ末にドロポンを切りました。フリドラも凍風も守るもないとかなり不便ですし、何よりドロポンは当たらないので。
ほぼ氷技しかろくな打点がありませんが、凍風によるsダウン→味方の技でワンパンもできたりと、クイタンせずとも何かと便利です。無理やり氷テラスして火力底上げするのも以外と強いです。
- トドロクツキ
特性:古代活性
性格:陽気
持ち物:ブーストエナジー
実数値(努力値):H181(4)-A187(220)-B95(32)-C×-D121-S188(252)
AS:古代活性発動でS↑調整
B:余り
テラスタイプ:鋼
イエアルマミラーやバンギルガン、サケブシッポ入り等に対して選出します。
ブーエナはテツノツツミに譲ってしまっていたため、絶妙に足りない火力を底上げできる命の珠を持たせました。ブーエナ持ちツツミも多いため、どうせ抜かれると考えるとそこまで気になりません。
テラスタイプは、無難に耐性が優秀な鋼を採用。さらにアイへを搭載することでサケブシッポやバンギなどへの強力な打点を持てるため、シンプルかつ使い勝手がよかったです。
そして前述の通り、地震で横のグレンアルマの弱保・鎧を発動させることもあります(ダブルダメージなので確定で耐えてくれます)。またダブルでは読まれにくい技なので、単純に相方が守りながら地震を打つ動きも強いです。
- グレンアルマ
特性:砕ける鎧
性格:臆病
持ち物:弱点保険
実数値(努力値):H161(4)-A×-B120-C177(252)-D100-S139(252)
技:ワイドフォース/熱風/アーマーキャノン/守る
テラスタイプ:炎
本構築のメインエースです。弱保発動後の火力は正に犯罪級です。
性格や調整など悩みましたが、Sラインの高い環境のため臆病最速にしました。準速では抜けない雨カジリガメやブーエナ発動後のツノドクガ・テツノコウベを抜けるようになります(最近はあまり見なくなりましたが…💧)。結局ブーエナ発動後のテツノツツミ、ハバタクカミ、トドロクツキを抜けないのは痛手ですが、テツノツツミの凍風によるS操作やイエッサンのこの指で十分にカバーできます。あとはウインディやモロバレルの悪テラス製薬に注意ですね。
バグレベルの火力でSも耐久もそれなりには優れており、(熱風を外しまくることを除けば)本当に優秀だと思います!
◇選出パターン(一例)
①基本選出
テツノツツミ+グレンアルマ➡ イエッサン+残り3体から1体選択
テッパン選出です。この選出をできても初手クイタンによるコンボが怪しいケースはあるので、グレンアルマ守る+テツノツツミ凍風、イエッサンに引いてそのままワイドフォース等様々なパターンを考えます。択になる場面も少なくなく、本当にケースバイケースです。
②ギミックは決めたいけどグレンアルマを初手投げしたくない場合
テツノツツミ+トドロクツキ➡️イエッサン+グレンアルマ
相手にトドロクツキやイエアルマがいる場合などにこの選出をすることが多いです。テツノツツミが討ち取られたらトドロクツキの地震で、トドロクツキが討ち取られたらテツノツツミのクイックターンでメインギミックを発動させます。ハバタクカミやテツノツツミが来てトドロクツキが苦しくなることもありますが、凍風や鋼テラスで対処します。弱点としては、ドロポンを切ってるのでウインディが苦しくなる点がありますね…。
③相手にバンギルガンがいた場合
テツノカイナ+トドロクツキ➡️イエッサン+グレンアルマ
基本的には初手でルガルガンに猫騙し+鋼テラスアイへを打ちます。守るやゴーストテラスも有り得るので難しいところですが、この行動が1番安定していたと思います。
先にバンギルガンを処理できればいいものの、残ると厄介なので、イエアルマを出せるかかどうかは諸説です。他の4体を見て出すか否かを決めていました。イエアルマを選出する場合は、先発2体で確実にバンギを処理します。ルガルガンも最悪砕ける鎧→ワイフォで何とかなりますので。
◇まとめ
今月はJCSの準備と並行ということもあり大変でしたが、何とかそれなりの結果は残せました。最終2桁目標だったので悔しい部分もありますが、レギュレーションCでもさらなる高みを目指して精進していきます。
来月は準伝が加わって更に難しい環境になりそうですが、まずはJCS予選に全力で望みたいと思います。
それでは、また来期以降も頑張っていきましょう!
Twitter:@Snow46_mpk