【ポケモンSV シーズン4ダブル最終244位】初手クイタンからイエアルマ降臨!〜鎧を脱いでワイドフォースを〜
どうも、Snowと申します。
皆様、ポケモンSVランクバトルシーズン4お疲れ様でした。4月からは準伝解禁ということで、今のパラドックス環境が終わってしまいますね…。JCSも控えているので気合いを入れないといけない反面、新社会人生活も始まるということで、気が重いです💧
それでは、前置きも程々に構築紹介に移りたいと思います。拙い文章かもしれませんが、お読みいただけると嬉しいです。それでは参りましょう。
TNとみさとなお 最終244位
◇構築を組むまでの経緯
パラドックス解禁前に環境考察のためビエラさんの動画を見漁っていたところ、イルカマンで横の弱保鎧グレンアルマにクイックターン→イエッサンを出してワイドフォースを打つ、というコンボを発見しました。以下に動画リンクを掲載しておきます。
この動画を見て思いました。
テツノツツミ&グレンアルマでも同じことができるのではないかと。
イルカマンと比較したテツノツツミの強みとして、
- A0運用が基本のためグレンアルマへのダメージを抑えられる
- Sラインの高い現環境でも十分な素早さ種族値
- 交代せずとも火力が出る
などの点が挙げられるかと思います。
こうして、クイタンテツノツツミ・弱保鎧グレンアルマ・イエッサンが構築の軸となりました。
その後、無難にスイーパー等として活躍できそうな襷ハバタクカミ、イエアルマミラーに強いトドロクツキを加えました。
最後の1枠として、前期は炎技の威力底上げや天候乗っ取りが可能なコータスを入れていましたが、正直かなり役割が薄かったため、相手のトドロクツキやバンギラスに比較的強そうなテツノカイナに変更して今に至ります。
◇構築のコンセプト
上記でも触れましたが、
という戦術が柱となります。上手く決まる試合ばかりではありませんが、決まれば相手は絶望の1秒前です。
なお、場合によってはクイタンではなくトドロクツキの地震でコンボを発動させることもあります。
◇個体別紹介
- イエッサン
特性:サイコメイカー
性格:図太い
持ち物:ものまねハーブ
実数値(努力値):H167(252)-A×-B107(252)-C125-D116(4)-S115
テラスタイプ:フェアリー
グレンアルマ構築には欠かせないサイコフィールド職人兼サポート役です。最初はフィールド職人のイメージしかありませんでしたが、この指&手助けによるサポート性能は絶大です。グレンアルマ無しでも入れる価値は十分にあると思います。
また、当初はあまりにも🍣に対する勝率が低かったため、思い切ってものまねハーブ&スキスワを搭載して🍣を狩っています。陰のMVPかもしれません。
-
ハバタクカミ
特性:古代活性
性格:臆病
持ち物:気合いの襷
実数値(努力値):H131(4)-A×-B75-C187(252)-D155-S205(252)
テラスタイプ:フェアリー
主に構築の中心であるイエアルマで攻めた後の詰めとして運用します。
火力・スピード・タイプのどれを取っても優秀な子ですね、迷ったら入れ得です。
当初はムーンフォースの枠にS操作が可能な凍風を入れていましたが、マジシャ(ダブルダメージ)の火力では物足りなく、そもそもテツノツツミが多すぎて打つ機会がほとんど無かったため、無難に火力の出るムーンフォースを搭載しました。
確実に役割を果たすため襷を持たせていますが、最近レギュCの仲間大会でメガネ型の魅力にも気づきました。耐久調整してメガネを持たせても強いと思います。
- テツノカイナ
特性:クォークチャージ
性格:意地っ張り
持ち物:突撃チョッキ
実数値(努力値):H229-A211(252)-B128-C×-D120(252)-S71(4)
テラスタイプ:草
イエアルマの天敵であるバンギやトドロクツキに比較的強いので採用。ごくごく一般的なチョッキカイナです。
電気技はワイボと悩みましたが、反動ダメが嫌なので雷パンチを搭載しています(最も、この環境で打つ機会はあまりありませんでしたが…)
詰めの場面などでよく活躍してくれましたが、思っていたより威嚇ウインディが多く動かしづらい場面が多々ありました。
草テラスは役立つ場面も多い反面耐性もイマイチなので、切りづらい場面も多かったです💧
- テツノツツミ
特性:クォークチャージ
性格:臆病
持ち物:ブーストエナジー
実数値(努力値):H131-A×-B134-C176(252)-D81(4)-S206(252)
テラスタイプ:氷
クイックターンで横のグレンアルマの弱保&砕ける鎧を発動させます。味方を殴るためA0必須です。より確実にギミックを発動させるため、ブーストエナジーによるS上昇も欠かせません。
初手の行動が難しい場合も多いですが、ブーエナツツミやツキ等相手ならグレンアルマを守りつつ凍風、先制技が来そうならイエッサンに素引きなどといった具合です(正直完全にケースバイケースです)
クイタンを入れるとかなり技スペが厳しくなりますが、悩んだ末にドロポンを切りました。フリドラも凍風も守るもないとかなり不便ですし、何よりドロポンは当たらないので。
ほぼ氷技しかろくな打点がありませんが、凍風によるsダウン→味方の技でワンパンもできたりと、クイタンせずとも何かと便利です。無理やり氷テラスして火力底上げするのも以外と強いです。
- トドロクツキ
特性:古代活性
性格:陽気
持ち物:ブーストエナジー
実数値(努力値):H181(4)-A187(220)-B95(32)-C×-D121-S188(252)
AS:古代活性発動でS↑調整
B:余り
テラスタイプ:鋼
イエアルマミラーやバンギルガン、サケブシッポ入り等に対して選出します。
ブーエナはテツノツツミに譲ってしまっていたため、絶妙に足りない火力を底上げできる命の珠を持たせました。ブーエナ持ちツツミも多いため、どうせ抜かれると考えるとそこまで気になりません。
テラスタイプは、無難に耐性が優秀な鋼を採用。さらにアイへを搭載することでサケブシッポやバンギなどへの強力な打点を持てるため、シンプルかつ使い勝手がよかったです。
そして前述の通り、地震で横のグレンアルマの弱保・鎧を発動させることもあります(ダブルダメージなので確定で耐えてくれます)。またダブルでは読まれにくい技なので、単純に相方が守りながら地震を打つ動きも強いです。
- グレンアルマ
特性:砕ける鎧
性格:臆病
持ち物:弱点保険
実数値(努力値):H161(4)-A×-B120-C177(252)-D100-S139(252)
技:ワイドフォース/熱風/アーマーキャノン/守る
テラスタイプ:炎
本構築のメインエースです。弱保発動後の火力は正に犯罪級です。
性格や調整など悩みましたが、Sラインの高い環境のため臆病最速にしました。準速では抜けない雨カジリガメやブーエナ発動後のツノドクガ・テツノコウベを抜けるようになります(最近はあまり見なくなりましたが…💧)。結局ブーエナ発動後のテツノツツミ、ハバタクカミ、トドロクツキを抜けないのは痛手ですが、テツノツツミの凍風によるS操作やイエッサンのこの指で十分にカバーできます。あとはウインディやモロバレルの悪テラス製薬に注意ですね。
バグレベルの火力でSも耐久もそれなりには優れており、(熱風を外しまくることを除けば)本当に優秀だと思います!
◇選出パターン(一例)
①基本選出
テツノツツミ+グレンアルマ➡ イエッサン+残り3体から1体選択
テッパン選出です。この選出をできても初手クイタンによるコンボが怪しいケースはあるので、グレンアルマ守る+テツノツツミ凍風、イエッサンに引いてそのままワイドフォース等様々なパターンを考えます。択になる場面も少なくなく、本当にケースバイケースです。
②ギミックは決めたいけどグレンアルマを初手投げしたくない場合
テツノツツミ+トドロクツキ➡️イエッサン+グレンアルマ
相手にトドロクツキやイエアルマがいる場合などにこの選出をすることが多いです。テツノツツミが討ち取られたらトドロクツキの地震で、トドロクツキが討ち取られたらテツノツツミのクイックターンでメインギミックを発動させます。ハバタクカミやテツノツツミが来てトドロクツキが苦しくなることもありますが、凍風や鋼テラスで対処します。弱点としては、ドロポンを切ってるのでウインディが苦しくなる点がありますね…。
③相手にバンギルガンがいた場合
テツノカイナ+トドロクツキ➡️イエッサン+グレンアルマ
基本的には初手でルガルガンに猫騙し+鋼テラスアイへを打ちます。守るやゴーストテラスも有り得るので難しいところですが、この行動が1番安定していたと思います。
先にバンギルガンを処理できればいいものの、残ると厄介なので、イエアルマを出せるかかどうかは諸説です。他の4体を見て出すか否かを決めていました。イエアルマを選出する場合は、先発2体で確実にバンギを処理します。ルガルガンも最悪砕ける鎧→ワイフォで何とかなりますので。
◇まとめ
今月はJCSの準備と並行ということもあり大変でしたが、何とかそれなりの結果は残せました。最終2桁目標だったので悔しい部分もありますが、レギュレーションCでもさらなる高みを目指して精進していきます。
来月は準伝が加わって更に難しい環境になりそうですが、まずはJCS予選に全力で望みたいと思います。
それでは、また来期以降も頑張っていきましょう!
Twitter:@Snow46_mpk
【ポケモンSV シーズン2ダブル最終352位】ヘイラッシャを「推すし」かない!〜初心者なりの🍣構築〜
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
Snowと申します。
皆様、ポケモンSVランクバトルシーズン1・2お疲れ様でした。まだ今作のランクバトルが始まって間もないですが、テラスタル等で従来とは環境が大きく変わり、新鮮でした。
今回は、元々シングル勢の自分が初めて本格的にダブルバトルを始めた今シーズンにて、まず一つの目標としていた最終3桁順位に到達できたので、(半分自己満ですが)こうして構築記事を書いてみることにしました。
拙い文章かもしれませんが、お読みいただけると嬉しいです。それでは参りましょう。
まず、並びは以下の通りです。
(TNとみさとなお です。なぜかスカーレット表記になってもうてます。)
ダブル勢の方はもはやお馴染み・ヘイラッシャ&シャリタツの指令塔コンボを軸とした構築です。そこに素早くて処理能力の高いマスカーニャやイッカネズミ、全体攻撃が可能かつ🍣対策対策も兼ねたニンフィアやウルガモスといった取り巻きを加えております。
◇構築を組むまでの経緯
まず僕がダブルバトルを始めたきっかけの1つとして、「寿司コンビ(特にヘイラッシャ)を使いたい」というものがあったため、ヘイラッシャ&シャリタツを軸にすることとしました。当初の僕はダブル用構築の組み方も分かっていなかったので、リバティノートさんに掲載されている以下のレンタルパを再現して使っていました(ヘイラッシャのテラスタイプのみドラゴンに変えていました)。
しばらくは順当に勝利していたものの、環境が変化するにつれ、
といった弱点を痛感し、気付けばS1にて25000位程まで溶かしました…💧
そこで、リバティノートさんの記事を読み漁りながら、🍣や🍣メタ等の対策を組み込み、冒頭に挙げた構築となりました(以下再掲)。
この辺りを構築に組み込むことで、苦手な相手に対する勝率も大きく上がりました。
◇個体別紹介
- マスカーニャ
特性:新緑
性格:陽気
持ち物:気合いの襷
実数値(努力値):H151-A162(252)-B91(4)-C×-D90-S192(252)
技:トリックフラワー/叩き落とす/不意打ち/守る
テラスタイプ:草
シナリオからの相棒です。ヘイラッシャキラーの優秀な専用技、さらに不意打ち・叩きという悪タイプに欲しい技を2つとも打てる器用な子です。単純に使いやすい上流行りのヘイラッシャやイエアルマ等にも強く、選出しない試合はなかったと思います。
ニンフと並べて先発or寿司構築に対して裏から選出することが多かったです。
- ヘイラッシャ
特性:天然
性格:意地っ張り
持ち物:食べ残し
実数値(努力値):H225-A167(252)-B135-C×-D88(20)-S85(236)
S:司令塔発動後に最速ガブリアス抜き
技:ウェーブタックル/いっちょうあがり/地震/守る
テラスタイプ:ドラゴン
構築の軸となる寿司職人です。この子に関しては多く語る必要は無いかと思います。
最初はクリアチャームを持たせて水技をアクアブレイクとしていましたが、火力がもう一声欲しい場面が多かったこと、威嚇持ちがそこまで多くなくいっちょうあがりでのカバーも可能だったことから、メインウェポンをウェーブタックルとし、体力管理のため食べ残しを持たせました。基本的には裏から選出し、タイミングを見てシャリタツを出していました。
司令塔読みでヘイラッシャに集中砲火する相手も多いため、守りつつ相方で殴る動きも刺さります。
テラスタイプは、いっちょうあがりの火力を底上げできるドラゴンを採用。草・電気を両方半減できる上攻撃面でも腐らないため、非常に使いやすいと思います。
ただ、ヤミカラスはじめ黒霧持ちやモロバレル等でメタってくる相手も多く、寿司無し選出の場合の方が多かったです…💧
🍣構築の最大のコツは、他の4体で充分戦えるように組むことかもしれません。
- シャリタツ
特性:司令塔
性格:臆病
持ち物:拘りスカーフ
実数値(努力値):H143-A×-B81(4)-C172(252)-D115-S147(252)
技:濁流/流星群/凍える風/竜の波動
テラスタイプ:水
ヘイラッシャのお供のアナゴ寿司です。単体でもC120タイプ一致濁流、スカーフ凍風S操作ができたりとダブルでは(濁流を外さなければ)中々いい性能してます。濁流・流星・凍風は確定としてもう一枠に何を入れるか悩みましたが、命中安定技が欲しいので竜波にしました。水浸しなどもハマれば強いと思います。
特性:フェアリースキン
性格:控えめ
持ち物:喉スプレー
実数値(努力値):H191(164)-A76-B107(172)-C165(156)D152(12)-S81(4)
H:16n-1
特殊耐久:C特化メタルコートサーフゴーのゴールドラッシュほぼ耐え
テラスタイプ:水
A0でない点以外は以下の記事にある個体を再現しているので、よろしければ参照してください
https://liberty-note.com/2022/12/24/lcs2022-top16-pmyukiya/
実はこの子がMVPかもしれません。とにかくフェアリースキン込みのハイパーボイスという技が優秀で、絶妙に耐久もあります。平時のテラバーストもタイプ一致になるのが偉いです。
🍣の最大の敵とも言えるヤミカラスを狩るために入れましたが、環境に多いドラゴンにも強く、刺さりまくっていました。パラドックス解禁後も活躍できるのではないでしょうか。
テラスタイプは炎or水で悩ましいところですが、水の場合は相手のウルガモスやサザン等の炎テラスに強い点が便利ですね。マスカーニャ辺りが辛くなりますが、その辺りは構築と相談して決めるのが1番良いと思います(いずれにしろ鋼半減というだけで相当偉いです)。
初手投げでサーフゴーとぶつかる場面が多いですが、基本的には迷わず水テラスで凌いでいました。テラスタルの恩恵が最も大きいポケモンの一角だと思います。
- イッカネズミ
特性:テクニシャン
性格:陽気
持ち物:広角レンズ
実数値(努力値):H149-A127(252)-B91(4)-C×-D95-S179(252)
技:ネズミざん/この指止まれ/円な瞳/守る
テラスタイプ:ゴースト
ダブルではフレンドガードやゴツメ持ちも多いかと思いますが、雑にレンズネズミ斬を打ってるだけでも強いです。寿司にもそれなりのダメージを与えられます。この指という便利すぎる技もあり、ダブル向きの要素が詰まったポケモンちゃんです。
テラスタイプは当初はノーマルでしたが、神速やネズミ斬等ダブルに多いノーマル技、弱点である格闘技を凌ぐためゴーストに変更しました。ゴーストこの指で無効技を吸収しつつニンフのハイパーボイス等で圧をかける動きが非常に強力でした。決まるとこの上なく気持ちいいです。
特性:炎の体
性格:控えめ
持ち物:防塵ゴーグル
実数値(努力値):H175(116)-A×-B99(108)-C176(36)-D126(4)-S151(244)
技:熱風/虫のさざめき/蝶の舞/ギガドレイン
H:16n-1
C:耐久無振りサザンをさざめきでほぼワンパン
耐久:物理耐久・特殊耐久のバランスを考慮
S:準速サザン抜き、最速85族抜き
テラスタイプ:草
努力値調整については先ほど紹介した記事にもありますので、よろしければ参照してください。
当初は前述の記事を参考に岩テラスを採用していましたが、構築単位で🍣が重いと感じたため、草に変更しました。ヘイラッシャに対しては迷わず草テラスギガドレインを打っていましたが、ほとんどケアされませんでした。シリーズ2でもウルガモスやテツノドクガで同じムーブができるかもしれません。
🍣の苦手なモロバレル対策として入れましたが、サーフゴーに強かったり水タイプに対して奇襲できたりと、見事に構築の穴を埋めてくれました。防塵ゴーグルもまず読まれないため、モロバレルを徹底的にシバくことができます(雨パ以外)
テツノドクガとの差別化要素もあるため、シリーズ2以降も活躍できる可能性は大いにあると思います。
唯一の欠点は熱風外しが多かったところですね。愛が足りひん!
◇選出パターン
①🍣を選出する場合
🍣選出ならこのパターンが圧倒的に多かった気がします。ニンフマスカーニャで荒らす動きが強く、1~1.5体ほど処理できれば後は🍣で詰めるだけです。
黒霧使い・モロバレル・🍣のいずれもいない場合にのみ🍣を選出していたため、特にシーズン後半にはこのパターンは少なくなりましたが、イエアルマなどに対しても比較的強く、まだまだやれると思います。
②🍣を選出しない場合
この場合はかなり流動的で、特に多いパターンもありませんでした。
カイリュー&ネズミなどがいればニンフネズミスタート、ネズミザルに対してはニンフマスカーニャ先発➡憤怒読みでニンフをネズミに下げる、などと言った具合です。
相手に🍣がいる場合、マスカーニャを先発にするとテラスタルされて削り切れなくなってしまうため、マスカーニャは必ず後発にしていました。もちろん、こちらの🍣は選出しません(ミラー性能が絶望的なので)。
特にキラフロル展開の🍣がキツかったですね(そもそもキラフロル自体が重すぎる)。キラフロル入りの構築は大抵🍣or🍣メタが仕込まれていたので、安易に🍣選出もできず、初手ニンフの水テラバで無理やり凌いでいました。勝率はイマイチです。
◇まとめ
ダブルバトルを始めてまだ1ヶ月強ですが、とても面白い環境だったと思います。テラスタルもシングルのように不毛な択ゲーになることはなく、試合にちょうど良いインパクトをもたらしてくれるギミックだと感じました。神とさせてください。
パラドックス解禁が楽しみな反面、正直今の環境が終わってしまうという寂しさの方が大きいです。今後も環境考察など大変になりそうですが、さらに良い結果を残せるよう精進したいと思っております。
それでは、また次回の記事でお会いできればと思います(結果を残せればの話ですが)。
ばいみん
Twitter:@Snow46_mpk
【ポケモン剣盾S5最終518位】積み構築〜キツネにつままれたギャラドラパドリュ〜
ブログ開いてくださってありがとうございます。
初めまして、Snowと申します。
ポケモン剣盾シングルS5潜っていた皆さん、お疲れ様でした。今回で一つの目標だった最終順位3桁を達成することができたので、記念に何かしら残したいと思い、この記事を書いてみることにしました。
構築記事もブログも初めて書くので拙い部分も多いかと思いますが、少しでも参考になれば嬉しいです。
それでは、パーティ紹介に移りたいと思います!
まず、並びは下の画像の通りです。
【構築を組むに至った経緯】
壁貼り+ギャラドスを軸とする積み構築を長らく使用していましたが、S4より僕の大好きなアローラキュウコンが解禁されたということで、キュウコンでオーロラベール⇒ダイマックスギャラドスを中心に組むことにしました。さらにもう一体のダイマエースとしてドラパルト、補完兼スイーパーとしてスカーフドリュウズを迎えました。残りの二枠はキッス&水ロトムでしたが、
・キッスの出番がない&弱保も発動しにくい
・パルシェンやバンギがバチボコ刺さっていた
などの理由から、苦手な子の受けと牽制が可能なアーマーガア、弱保キッスより火力を上げやすくブラッキーやトリルにも強い喉スプレーアシレーヌに変更しました。
僕自身複雑なサイクル戦は得意ではなく、積み構築によるシンプルかつパワフルな戦い方でサイクルを崩しに行くことを意識しました。
【個別紹介】
①キュウコン(アローラの姿) NNスノプリ
特性:雪降らし
性格:臆病
持ち物:きあいのタスキ
基本的にはこの子を初手で投げてベールか凍風によるS操作で有利なフィールドを作り、裏のエースに繋ぎます。より確実に役割を果たすため、粘土でなく襷を持たせました。
あられで相手の襷の線を潰せるのも非常においしいです。
ラプラスなどもムンフォで削りつつ役割遂行を阻止できたのでかなり便利でした。
初手ドラパルトには凍風を打ちたい時が多かったですが、時々いる弱保クリアボディだとそのまま3タテされかねないので初手はベールの方が安全ではあります。
先発のナットやカビ等に対しては挨拶代わりに初手零度を打つのもありよりのありです👍
ムンフォと零度の枠は当初はアンコール&吹雪でしたが、吹雪を打つよりも零度で耐久ポケを処理したい場面が多く、アンコールもダイマックスで無効化されて使いにくかったため、役割破壊が可能な零度&より幅広く相手を削れるようムンフォを採用しました。この2枠についてはフリドラや吹雪もありですが、ベールと凍風は絶対にあった方が良いと思います。
ちなみにNNの由来は、元日向坂46の永遠の推し・柿崎芽実さんの別名スノウプリンセスエンジェル(略してスノプリ)です。 彼女もアローラロコンが好きなので丁度良かったですね😃 選出率1位
特性:自信過剰
性格:陽気
持ち物:ラムのみ
努力値:H4/A252/S252
技:滝登り/飛び跳ねる/竜の舞/パワーウィップ
相棒兼エース枠ですが、後半はドラパルトを出したい試合が多すぎて出番が減ってしまいました😅
ここ最近は珠ギャラが主流ですが、かなり前のトレンドだったラム竜舞ギャラを未だに使っています。
珠ギャラが多いために堂々と状態異常を仕掛けてくるカバルドン等をドヤ顔で起点にする動きが強かったですね。また最近は電気技よりも欠伸持ちのカビゴンが多く、その点でも以前より動きやすくなりました。
珠フルアタも試したことはありますが、竜舞したい場面が多かったので珠を持たせるにしても竜舞は入れるべきだと感じました。ダイウォールで相手のダイマターンを枯らしに行けるのも大きいですね。
パッチラゴン等を重く見るならウィップを地震に変えるのもありですが、ギャラの天敵はドラパで対処できるし、最近はミトムやアシレーヌなど草技を打ちたい相手が増えた印象があります。
選出率4位
③ドラパルト NNおみく
特性:すりぬけ
性格:無邪気
持ち物:命の珠
努力値:A252/B4/S252
技:ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/竜の舞/大文字
ギャラドスと並ぶメインのダイマックスエースです。眼鏡や弱保型などで迷走した結果、この珠竜舞型が1番強く、かつ使いやすいと思います。シンプル・イズ・ベストですね。
ギャラドスと同じくベールを利用して相手の攻撃を受けながら舞い、そのままダイマックスして押し切っていきます。竜舞を積めば相手のパーティをほぼ壊滅させるか3タテすることができます。
ギャラドスが苦手としているパッチラゴンやナットレイ等に対して強く出られるので、第2のエースとしてとても優秀でした。技範囲も火力も申し分なく、刺さっていないパーティは無かったです。ドヒド・ナット等による受けサイクルも強引に崩せるのが嬉しいですね。
全体的に重いアーマーガアに対しても、時々いるタラプ持ち以外は余裕をもって対処あるいは積み起点にすることができます。
NNについては、日向坂46の金村美玖さんがポケんちに出演した際に「ドラパルトが好き」と言っていたため、彼女の愛称をお借りしました。(まさか、偶然この記事を読んでくれてたり…しないですね💧)
選出率3位
④ドリュウズ NNもぐりん
(何故かこの子の写真だけ引きですね…)
特性:型破り
性格:陽気
持ち物:拘りスカーフ
努力値:H4/A252/S252
相性補完兼スイーパーとして採用しました。襷をキュウコンに譲ってスカーフを持たせる形になりましたが、かなり使いやすいですね。
化けの皮で攻撃を凌いできたミミッキュやドラパのダイホロウを耐えたダイマキッスなど、エースで削り切れなかったラス1ポケモンを倒しきる役割を担うことが多かったです。メインエースのギャラドスとの相性補完も非常に良く、重宝しました。
また積み構築で辛くなるピクシーが増加したため、ピクシーキラーとしても重宝しました。
一応アーマーガア等もワンチャン処理できる角ドリルを搭載しましたが、打つ機会は少なかったです(瓦割りが欲しい場面もあまりなかったので他の技候補もありませんが...💧)
NNの由来は、バイキンマンが乗っていたメカの名前です。響きもかわいいのでもぐりんに決めました笑 選出率2位
⑤アシレーヌ (良いNN募集中です)
特性:激流
性格:控え目
持ち物:喉スプレー
努力値:H220/B4/C252/D4/S28 ※HP16n-1かつ総合耐久重視のH振りベース、Sは4振りアーマーガアは抜ける程度
技:うたかたのアリア/ムーンフォース/エナジーボール/アクアジェット
苦手なブラッキーやパルシェンに少しでも強く出られるよう採用。トリルにも比較的強いので助かりました。
ドラパの珠を譲りたくないのもあってスプレーにしましたが、命の珠でも良いと思います。
カバ入りのパーティに初手投げすることも多かったですが、それを読んでかミトム等から入ってくる相手も多かったため、裏でカバーする必要があります。
スプレーの効果も発動させやすく、ダイフェアリーで欠伸を無効化しつつカビゴンを処理したり、火力も耐久も底上げして全抜きを狙ったりとダイマックスとの相性も非常に良かったです。状況に応じてダイマックス運用も対面性能の高い補完要員としての運用も可能です。
当初はダイウォールも兼ねて瞑想を採用するも積むタイミングがなく、襷アタッカー等を削り切れない場面も少なくなかったためアクジェに変更。またドヒドイデを崩すためにサイキネを入れていましたが、裏にナットがいることも多く、他の毒タイプもあまりいないため打つ機会が全くありませんでした。そしてカジリガメやトリトドンを重く見てエナボに変えました。
S4アーマーガアを抜くことは出来ますが、もっと素早さに割いている個体が多かったようです💧 選出率5位
⑥アーマーガア(超絶かっこいいNN募集)
特性:ミラーアーマー
性格:腕白
持ち物:オボンのみ
努力値:H244/B252/S12
技:アイアンヘッド/ボディプレス/鉄壁/羽休め
パルシェンやバンギラス等に対する受けとして採用したごく一般的な物理受けアーマーガア。
使い慣れていないのもあってあまり出番がなく、相手の選出に影響を与えていた部分が大きいかと思います。
特殊技のないパルシェンに対しては2段階上昇済でも死に出しからオボンの回復込みで鉄壁を積んで受けが成立します。
ただ、そもそもパルシェンが大きく減少した上にドロポン持ちも多かったため、返り討ちになる試合もありました💧
トリルエースの受けとして選出する場合も多かったですね。
ナットレイに変えることも考えましたが、後半だったので並びを変えたくなかったです💧 選出率6位
【選出】
主な選出パターンについて説明します。
最も基本的なパターンです。キュウコンのベールか凍風で起点作り→ギャラかドラパで竜舞&ダイマして押していく→ドリュウズで締める、という流れが基本です。アシレーヌは基本的にドラパとセットで繰り出し、状況によってはこちらをダイマエースにします。
トリルやメタモン入りの構築に対してこのパターンになることが多いです。
主にカバ入りのパーティに対してはアシレを初手投げします。ミトムやナットが裏あるいは初手で来る場合も多いため、ドリュウズやドラパで裏を固めておきましょう。
相手の面子によっては、キュウコン初手→カバが来たらラムギャラに引いて竜舞を積むのもありです。
・ドリュウズ+ギャラorドラパ+アシレorアーマーガア
コータスのいる晴れパにはこの選出がいいかと思います。初手はほぼ確実にコータスでステロか欠伸なので、ドリュウズで削ります。初手欠伸ならステロ読みでギャラorドラパに交代しましょう。晴れ選出ではフシギバナやエレザード、リーフィアなどが多いですが、ギャラorドラパで対処しやすいです。
大抵の場合は以上のような選出になります。
【苦手なポケモンや並びについて】
アーマーガアかアシレーヌで突破しましょう。完全物理型ならアーマーガアが最も安全ですが、特殊技持ちには要注意です。
ほぼ初手投げされます。とりあえずベールを貼り、ギャラドスやドリュウズで突破します。
最近は数を減らし、また初手ステロ型の可能性も高いため、ドリュウズやアシレーヌから入ります。弱保等のケアで裏にアーマーガアを入れておくと安心です。
・ぺリッパー+カジリガメ
対策を考えて以降遭遇していませんが、ダイマックスして無理やりカジリガメを突破できるアシレーヌ・裏にいることの多いナットに強く竜舞1積みですいすいカジリガメを抜けるドラパを絡めて戦うのが良いと考えています。
パーティのコンセプト上厄介ですが、トリルエースに比較的強く出られるアシレーヌをエースとするのがベストです。
初手トリルは考えにくいため、キュウコンやドリュウズで様子見します。
ミミッキュやシャンデラのようなトリル要因か分かりにくいポケモンもいますが、カビゴンやウオノラゴン、ローブシン、ドサイドン、クワガノン等トリルエースとなり得る遅いポケモンが複数共存していればトリルの可能性が高いです。
・メタモン
ギャラorドラパをメインエースとするのだけは控えます。アシレーヌやドリュウズで対処しましょう。なるべくオーロラベールを利用できると良いです。
【最後に】
第7世代以前も含めずっと鳴かず飛ばずの戦績でしたが、今回で最終3桁という1つの壁を越えることができて嬉しく思います。自分の中では強く使いやすい構築を作れたと考えていますが、まだパーティ・プレイング共に改善点もあるし、もっと高い順位を目指して行きたいです。S6以降もそれなりの結果を残すことが出来たらまた記事を書こうと思います。
長くなりましたが、読んでくださって本当にありがとうございました!
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