【ポケモンSV シーズン2ダブル最終352位】ヘイラッシャを「推すし」かない!〜初心者なりの🍣構築〜
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
Snowと申します。
皆様、ポケモンSVランクバトルシーズン1・2お疲れ様でした。まだ今作のランクバトルが始まって間もないですが、テラスタル等で従来とは環境が大きく変わり、新鮮でした。
今回は、元々シングル勢の自分が初めて本格的にダブルバトルを始めた今シーズンにて、まず一つの目標としていた最終3桁順位に到達できたので、(半分自己満ですが)こうして構築記事を書いてみることにしました。
拙い文章かもしれませんが、お読みいただけると嬉しいです。それでは参りましょう。
まず、並びは以下の通りです。
(TNとみさとなお です。なぜかスカーレット表記になってもうてます。)
ダブル勢の方はもはやお馴染み・ヘイラッシャ&シャリタツの指令塔コンボを軸とした構築です。そこに素早くて処理能力の高いマスカーニャやイッカネズミ、全体攻撃が可能かつ🍣対策対策も兼ねたニンフィアやウルガモスといった取り巻きを加えております。
◇構築を組むまでの経緯
まず僕がダブルバトルを始めたきっかけの1つとして、「寿司コンビ(特にヘイラッシャ)を使いたい」というものがあったため、ヘイラッシャ&シャリタツを軸にすることとしました。当初の僕はダブル用構築の組み方も分かっていなかったので、リバティノートさんに掲載されている以下のレンタルパを再現して使っていました(ヘイラッシャのテラスタイプのみドラゴンに変えていました)。
しばらくは順当に勝利していたものの、環境が変化するにつれ、
といった弱点を痛感し、気付けばS1にて25000位程まで溶かしました…💧
そこで、リバティノートさんの記事を読み漁りながら、🍣や🍣メタ等の対策を組み込み、冒頭に挙げた構築となりました(以下再掲)。
この辺りを構築に組み込むことで、苦手な相手に対する勝率も大きく上がりました。
◇個体別紹介
- マスカーニャ
特性:新緑
性格:陽気
持ち物:気合いの襷
実数値(努力値):H151-A162(252)-B91(4)-C×-D90-S192(252)
技:トリックフラワー/叩き落とす/不意打ち/守る
テラスタイプ:草
シナリオからの相棒です。ヘイラッシャキラーの優秀な専用技、さらに不意打ち・叩きという悪タイプに欲しい技を2つとも打てる器用な子です。単純に使いやすい上流行りのヘイラッシャやイエアルマ等にも強く、選出しない試合はなかったと思います。
ニンフと並べて先発or寿司構築に対して裏から選出することが多かったです。
- ヘイラッシャ
特性:天然
性格:意地っ張り
持ち物:食べ残し
実数値(努力値):H225-A167(252)-B135-C×-D88(20)-S85(236)
S:司令塔発動後に最速ガブリアス抜き
技:ウェーブタックル/いっちょうあがり/地震/守る
テラスタイプ:ドラゴン
構築の軸となる寿司職人です。この子に関しては多く語る必要は無いかと思います。
最初はクリアチャームを持たせて水技をアクアブレイクとしていましたが、火力がもう一声欲しい場面が多かったこと、威嚇持ちがそこまで多くなくいっちょうあがりでのカバーも可能だったことから、メインウェポンをウェーブタックルとし、体力管理のため食べ残しを持たせました。基本的には裏から選出し、タイミングを見てシャリタツを出していました。
司令塔読みでヘイラッシャに集中砲火する相手も多いため、守りつつ相方で殴る動きも刺さります。
テラスタイプは、いっちょうあがりの火力を底上げできるドラゴンを採用。草・電気を両方半減できる上攻撃面でも腐らないため、非常に使いやすいと思います。
ただ、ヤミカラスはじめ黒霧持ちやモロバレル等でメタってくる相手も多く、寿司無し選出の場合の方が多かったです…💧
🍣構築の最大のコツは、他の4体で充分戦えるように組むことかもしれません。
- シャリタツ
特性:司令塔
性格:臆病
持ち物:拘りスカーフ
実数値(努力値):H143-A×-B81(4)-C172(252)-D115-S147(252)
技:濁流/流星群/凍える風/竜の波動
テラスタイプ:水
ヘイラッシャのお供のアナゴ寿司です。単体でもC120タイプ一致濁流、スカーフ凍風S操作ができたりとダブルでは(濁流を外さなければ)中々いい性能してます。濁流・流星・凍風は確定としてもう一枠に何を入れるか悩みましたが、命中安定技が欲しいので竜波にしました。水浸しなどもハマれば強いと思います。
特性:フェアリースキン
性格:控えめ
持ち物:喉スプレー
実数値(努力値):H191(164)-A76-B107(172)-C165(156)D152(12)-S81(4)
H:16n-1
特殊耐久:C特化メタルコートサーフゴーのゴールドラッシュほぼ耐え
テラスタイプ:水
A0でない点以外は以下の記事にある個体を再現しているので、よろしければ参照してください
https://liberty-note.com/2022/12/24/lcs2022-top16-pmyukiya/
実はこの子がMVPかもしれません。とにかくフェアリースキン込みのハイパーボイスという技が優秀で、絶妙に耐久もあります。平時のテラバーストもタイプ一致になるのが偉いです。
🍣の最大の敵とも言えるヤミカラスを狩るために入れましたが、環境に多いドラゴンにも強く、刺さりまくっていました。パラドックス解禁後も活躍できるのではないでしょうか。
テラスタイプは炎or水で悩ましいところですが、水の場合は相手のウルガモスやサザン等の炎テラスに強い点が便利ですね。マスカーニャ辺りが辛くなりますが、その辺りは構築と相談して決めるのが1番良いと思います(いずれにしろ鋼半減というだけで相当偉いです)。
初手投げでサーフゴーとぶつかる場面が多いですが、基本的には迷わず水テラスで凌いでいました。テラスタルの恩恵が最も大きいポケモンの一角だと思います。
- イッカネズミ
特性:テクニシャン
性格:陽気
持ち物:広角レンズ
実数値(努力値):H149-A127(252)-B91(4)-C×-D95-S179(252)
技:ネズミざん/この指止まれ/円な瞳/守る
テラスタイプ:ゴースト
ダブルではフレンドガードやゴツメ持ちも多いかと思いますが、雑にレンズネズミ斬を打ってるだけでも強いです。寿司にもそれなりのダメージを与えられます。この指という便利すぎる技もあり、ダブル向きの要素が詰まったポケモンちゃんです。
テラスタイプは当初はノーマルでしたが、神速やネズミ斬等ダブルに多いノーマル技、弱点である格闘技を凌ぐためゴーストに変更しました。ゴーストこの指で無効技を吸収しつつニンフのハイパーボイス等で圧をかける動きが非常に強力でした。決まるとこの上なく気持ちいいです。
特性:炎の体
性格:控えめ
持ち物:防塵ゴーグル
実数値(努力値):H175(116)-A×-B99(108)-C176(36)-D126(4)-S151(244)
技:熱風/虫のさざめき/蝶の舞/ギガドレイン
H:16n-1
C:耐久無振りサザンをさざめきでほぼワンパン
耐久:物理耐久・特殊耐久のバランスを考慮
S:準速サザン抜き、最速85族抜き
テラスタイプ:草
努力値調整については先ほど紹介した記事にもありますので、よろしければ参照してください。
当初は前述の記事を参考に岩テラスを採用していましたが、構築単位で🍣が重いと感じたため、草に変更しました。ヘイラッシャに対しては迷わず草テラスギガドレインを打っていましたが、ほとんどケアされませんでした。シリーズ2でもウルガモスやテツノドクガで同じムーブができるかもしれません。
🍣の苦手なモロバレル対策として入れましたが、サーフゴーに強かったり水タイプに対して奇襲できたりと、見事に構築の穴を埋めてくれました。防塵ゴーグルもまず読まれないため、モロバレルを徹底的にシバくことができます(雨パ以外)
テツノドクガとの差別化要素もあるため、シリーズ2以降も活躍できる可能性は大いにあると思います。
唯一の欠点は熱風外しが多かったところですね。愛が足りひん!
◇選出パターン
①🍣を選出する場合
🍣選出ならこのパターンが圧倒的に多かった気がします。ニンフマスカーニャで荒らす動きが強く、1~1.5体ほど処理できれば後は🍣で詰めるだけです。
黒霧使い・モロバレル・🍣のいずれもいない場合にのみ🍣を選出していたため、特にシーズン後半にはこのパターンは少なくなりましたが、イエアルマなどに対しても比較的強く、まだまだやれると思います。
②🍣を選出しない場合
この場合はかなり流動的で、特に多いパターンもありませんでした。
カイリュー&ネズミなどがいればニンフネズミスタート、ネズミザルに対してはニンフマスカーニャ先発➡憤怒読みでニンフをネズミに下げる、などと言った具合です。
相手に🍣がいる場合、マスカーニャを先発にするとテラスタルされて削り切れなくなってしまうため、マスカーニャは必ず後発にしていました。もちろん、こちらの🍣は選出しません(ミラー性能が絶望的なので)。
特にキラフロル展開の🍣がキツかったですね(そもそもキラフロル自体が重すぎる)。キラフロル入りの構築は大抵🍣or🍣メタが仕込まれていたので、安易に🍣選出もできず、初手ニンフの水テラバで無理やり凌いでいました。勝率はイマイチです。
◇まとめ
ダブルバトルを始めてまだ1ヶ月強ですが、とても面白い環境だったと思います。テラスタルもシングルのように不毛な択ゲーになることはなく、試合にちょうど良いインパクトをもたらしてくれるギミックだと感じました。神とさせてください。
パラドックス解禁が楽しみな反面、正直今の環境が終わってしまうという寂しさの方が大きいです。今後も環境考察など大変になりそうですが、さらに良い結果を残せるよう精進したいと思っております。
それでは、また次回の記事でお会いできればと思います(結果を残せればの話ですが)。
ばいみん
Twitter:@Snow46_mpk